圧搾VS抽出
地あぶらは物理的に圧力を加えて搾ります。大量生産のサラダ油は有機溶剤(ヘキサン)で搾り、その後も化学処理で精製をします。
サラダ油(抽出)
ヘキサンで原料から油を溶かしだします。精製では、化学物質の力を借りて、酸化の原因となる「不純物」を徹底的に取り除きます。
使いやすさや品質保持のために、酸化防腐剤や消泡剤などを添加して完成します。
地あぶら(圧搾)
圧搾機で搾油し、精製では上澄み液を濾過して完成と、いたってシンプルです。濾過しすぎていないので、酸化促進物質とともに、抗酸化物質のレシチンやビタミンEなども豊富です。
搾油工程
STEP1 原料
ヤマキの菜種油の原料は「キザキナタネ」100%です。
STEP2 焙煎
油を出しやすくする為にキザキナタネを釜で炒ります。水分を飛ばします。水分が飛びすぎると粉々になって油が出なくなります。収穫後は7~8%まで乾燥させておくとよいです。
STEP3 搾油
スクリュー型搾油機にタネを投入します。ここで油粕がと油にわかれます。油粕は、高品質の肥料として使用しています。
STEP4 静置
1週間ほど静置し油分以外のものを沈殿させていきます。
STEP5濾過
1週間ほど静置したもを濾過機械にいれて油を精製します。
STEP6加熱
水分を除去するために加熱します。
STEP7ビン詰め
1本1本手作業でビンなどに詰めていきます。ここでやっとヤマキの菜種油になります。